太平洋興発(読み)たいへいようこうはつ(英語表記)TAIHEIYO KOUHATSU INCORPORATED

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太平洋興発」の意味・わかりやすい解説

太平洋興発
たいへいようこうはつ
TAIHEIYO KOUHATSU INCORPORATED

不動産会社。1920年三井鉱山の釧路鉱業所などの財産を引き継ぎ,石炭採掘・販売を行なう太平洋炭礦として設立。1967年不動産業に進出するため旧太平洋興発を設立。1970年太平洋炭礦から石炭生産部門を分離し,同時に旧太平洋興発を吸収合併,商号を太平洋興発に変更して不動産事業へ転向した。地盤の北海道を中心に石炭販売と不動産分譲・賃貸を行なう。高齢者向けのケア付きマンションおよび有料老人ホームなど,シルバー事業も行なっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「太平洋興発」の解説

太平洋興発

正式社名「太平洋興発株式会社」。英文社名「TAIHEIYO KOUHATSU INCORPORATED」。卸売業。大正9年(1920)「太平洋炭礦株式会社」設立。昭和45年(1970)現在の社名に変更。本社は東京都台東区元浅草。石炭・石油販売と不動産分譲が2本柱。輸送事業・有料老人ホーム運営なども展開東京証券取引所第1部上場。証券コード8835。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android