太枘(読み)ダボ

デジタル大辞泉 「太枘」の意味・読み・例文・類語

だ‐ぼ【×枘/駄×枘】

石材木材を接ぐとき、両材の接合面に差し込んでずれを防ぐ小片。だぼそ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

家とインテリアの用語がわかる辞典 「太枘」の解説

だぼ【太枘】

2つの木材や石材を接合する際、ずれを防ぐために両方に穴をあけて差し込む木材や金属の小片。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の太枘の言及

【石積み】より

…これは,石材を一体化して,壁を強固にし,弱点をつくらないためである。石材の接合をさらに強固にするため,上下の石のあいだに太枘(だぼ)をはめ,左右の石材は鎹(かすがい)でつなぐことも行われる。太枘や鎹は,鍛鉄,銅,青銅などの錆びにくい金属を使い,隙間は鉛で充塡する(建築金物)。…

※「太枘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android