太田郁郎(読み)おおた いくお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田郁郎」の解説

太田郁郎 おおた-いくお

1896-1924 大正時代歌人
明治29年生まれ。岡山県犬島実務学校在勤中に煙害をうたった歌集毒煙」を出版。のち岡山の中国民報記者となる。大正10年ごろ歌誌「だいだい」を発行。生活的・現実的な歌を尾上柴舟(おのえ-さいしゅう)の「水甕誌上に発表した。大正13年5月30日死去。29歳。岡山県出身。京都第三中学卒。歌集はほかに「崩るる音」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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