夫君(読み)フクン

デジタル大辞泉 「夫君」の意味・読み・例文・類語

ふ‐くん【夫君】

他人の夫の敬称。ご主人
[類語]主人亭主旦那ハズバンドハズ内の人宿六良人旦つく先夫前夫亡夫男鰥おとこやもめ寡夫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夫君」の意味・読み・例文・類語

ふ‐くん【夫君】

〘名〙 他人の夫を敬っていう語。
※続珍太郎日記(1921)〈佐々木邦〉六「斯う矢継ぎ早に生むでは連れ添ふ夫君(フクン)にだって小さいお腹(なか)御覧に入る日数極少からう」

せ‐の‐きみ【夫君】

〘名〙 ⇒せ(夫)の君

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「夫君」の読み・字形・画数・意味

【夫君】ふくん

夫。唐・高閨怨〕詩 人生の悲、知るべからず 夫君初めて山を破りて歸る 如今獻ず征南の策 早ふを催さん、帶號衣

字通「夫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android