デジタル大辞泉
「夫唱婦随」の意味・読み・例文・類語
ふしょう‐ふずい〔フシヤウ‐〕【夫唱婦随/夫×倡婦随】
《「関尹子」三極の「天下の理は、夫は倡え、婦は随う」から》夫が言い出し、妻が従うこと。
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ふしょう‐ふずい フシャウ‥【夫唱婦随】
〘名〙 (「
関尹子‐三極」の「天下之理、夫者唱、婦者随、牡者馳、牝者逐、雄者鳴、雌者応、是以聖人制
二言行
一、而賢人拘
レ之」による) 夫が言い出して、妻がこれに従うこと。
夫妻がよく和合していること。
※くれなゐ(1936)〈
佐多稲子〉七「『夫唱婦随』の
観念が、
仕事をしてゐる女たちの中にもこのやうにも染込んでゐることを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
夫唱婦随
夫が言い出して、妻がこれに従うこと。その逆は「婦唱夫随」。
[使用例] かような独特のリアリズムは天気晴朗な日に夫唱婦随し、献身的(あるいは動物的)な母性愛にもえ[平野謙*女房的文学論|1947]
[解説] 「唱」は言いだすという意味。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報