失例(読み)しつらい

精選版 日本国語大辞典 「失例」の意味・読み・例文・類語

しつ‐らい【失例】

〘名〙 病気のこと。不例
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四「殊に此間はお風をめしておしつらひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「失例」の意味・読み・例文・類語

しつ‐らい【失例】

病気。不例。わずらい。
しうとめ御のお―御介抱のひまなければ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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