奇説(読み)きせつ

精選版 日本国語大辞典 「奇説」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【奇説】

〘名〙 人を驚かすような説。奇妙な説。
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐天保三年(1832)七月一日「さしたる奇説は無之候へども、当時の実録にて」
文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初「不明な人に限って、怪談奇説(キセツ)を好むもので」

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普及版 字通 「奇説」の読み・字形・画数・意味

【奇説】きせつ

珍説

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