奈良のっぺ

デジタル大辞泉プラス 「奈良のっぺ」の解説

奈良のっぺ

奈良県郷土料理。日本各地にある「のっぺい汁」の一種奈良県では鶏肉などの肉類を入れず、野菜厚揚げ具材とする。片栗粉を用いず、具のサトイモが煮崩れることでとろみをつける点に特徴がある。毎年12月に行われる春日若宮おん祭の際のふるまい料理としても知られる。

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日本の郷土料理がわかる辞典 「奈良のっぺ」の解説

ならのっぺ【奈良のっぺ】


奈良の郷土料理で煮物の一種。里芋大根にんじん・ごぼうなどの野菜と油揚げを煮た精進料理。毎年12月17日、奈良春日大社若宮のおん祭りの日に食べる習慣がある。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

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