奈貴王(読み)なきおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奈貴王」の解説

奈貴王 なきおう

?-778 奈良時代官吏
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)9年(757)橘奈良麻呂の変の直後,無位から従五位下にのぼる。大炊頭(おおいのかみ),石見守(いわみのかみ),正親正(おおきみのかみ),称徳天皇の作山陵司,伯耆(ほうきの)守などを歴任。従四位下,侍従までのぼった。宝亀(ほうき)9年2月8日死去。奈紀王,奈关王ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android