奉実(読み)ほうじつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奉実」の解説

奉実 ほうじつ

737-820 奈良-平安時代前期の僧。
天平(てんぴょう)9年生まれ。法相(ほっそう)宗。大和(奈良県)大安寺にすんで唯識(ゆいしき)と倶舎(くしゃ)の学をきわめた。80歳ではじめて密教を知り研究に専念したが,遅きに失したことをくやんだという。弘仁(こうにん)11年死去。84歳。尾張(おわり)(愛知県)出身俗姓荒田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android