奥家老(読み)おくがろう

精選版 日本国語大辞典 「奥家老」の意味・読み・例文・類語

おく‐がろう ‥ガラウ【奥家老】

〘名〙 江戸時代大名などの奥向きの事務いっさいを管理する要職。奥老(おくおとな)。⇔表家老
※俳諧・江戸十歌仙(1678)七「産湯になつる岩千代が声〈言水〉 奥家老亀井鶴岡松兵衛〈春澄〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「奥家老」の意味・読み・例文・類語

おく‐がろう〔‐ガラウ〕【奥家老】

江戸時代、大名の家で奥向き事柄を取り締まった家老。⇔表家老

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android