デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥州(2)」の解説 奥州(2) おうしゅう ?-? 江戸時代の遊女。江戸吉原の茗荷(みょうが)屋の名妓。和歌をよみ,書をよくし,派手な行動から「てれん女郎」(手練手管で人をだます女郎)といわれた。ある年の暮れ,提灯の表に「てれんいつはりなし」,裏に「貞清美婦胎」とかいてみせ,世評に意趣返しをしたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例