奥平貞幹(読み)おくだいら さだもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥平貞幹」の解説

奥平貞幹 おくだいら-さだもと

1817-1882 江戸時代後期の武士
文化14年3月4日生まれ。伊予(いよ)松山藩士。領内諸郡の代官をつとめ,灌漑(かんがい)用水路整備,塩田経営など殖産興業につくす。嘉永(かえい)4年から温泉郡山西村(松山市)の干潟(ひがた)の干拓をすすめ,安政5年大可賀新田約50haをひらいた。明治15年4月9日死去。66歳。通称は三左衛門。号は月窓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android