奥田英朗(読み)オクダヒデオ

デジタル大辞泉 「奥田英朗」の意味・読み・例文・類語

おくだ‐ひでお〔‐ひでを〕【奥田英朗】

[1959~ ]小説家岐阜の生まれ。日常生活に忍び込む非現実世界を独特な感覚で描き出し、若年層人気を集める。「空中ブランコ」で直木賞受賞。他に「ウランバーナの森」「邪魔」「サウスバウンド」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥田英朗」の解説

奥田英朗 おくだ-ひでお

1959- 平成時代の小説家。
昭和34年10月23日生まれ。コピーライター,構成作家などをへて,34歳で作家活動にはいる。平成9年「ウランバーナの森」がデビュー作。16年精神科医伊良部一郎が活躍するユーモア連作短編集「空中ブランコ」が4度目の候補で直木賞を受賞。19年「家日和」で柴田錬三郎賞。21年「オリンピック身代金」で吉川英治文学賞。岐阜県出身。岐山高卒。作品はほかに「邪魔」(大藪春彦賞),「イン・ザ・プール」「マドンナ」など。

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