奪胎(読み)ダッタイ

デジタル大辞泉 「奪胎」の意味・読み・例文・類語

だっ‐たい【奪胎/脱胎】

[名](スル)
他人詩文発想形式を取り入れて新しく自分のものを作ること。「換骨―」
ごく薄い胎土たいどうわぐすりを厚く塗って磁器を作ること。また、その磁器。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「奪胎」の読み・字形・画数・意味

【奪胎】だつたい

作りかえ。〔冷斎夜話、一〕(黄)山谷云ふ。其のを易(か)へずして其の語を(な)す、之れを換骨法と謂ふ。其のを窺入して之れを形容する、之れを奪胎法と謂ふ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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