女王蟻(読み)じょおうあり

精選版 日本国語大辞典 「女王蟻」の意味・読み・例文・類語

じょおう‐あり ヂョワウ‥【女王蟻】

〘名〙 社会生活を営むアリ集団の中で、産卵能力をもつ雌アリ。結婚飛行後、翅(はね)を落とし、巣を作り、産卵し、新たな集団をつくる。
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉七「女王蟻は、一つの蟻づかの主人にて、兵隊蟻は、其つかを守ることを役目とし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「女王蟻」の意味・読み・例文・類語

じょおう‐あり〔ヂヨワウ‐〕【女王×蟻】

アリ集団における真正の雌。結婚飛行後、地上はねを落とし、隠れ場を見つけて小室を作り、産卵し、新たなアリ集団をつくる。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android