女節分(読み)おんなせつぶん

精選版 日本国語大辞典 「女節分」の意味・読み・例文・類語

おんな‐せつぶん をんな‥【女節分】

〘名〙 江戸時代、正月一九日、女子京都吉田神社の厄(やく)払いの神事に参詣すること。節分に参詣する代わりからの名という。吉田清祓(きよはら)え。吉田の大祓え。《季・新年》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

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デジタル大辞泉 「女節分」の意味・読み・例文・類語

おんな‐せつぶん〔をんな‐〕【女節分】

江戸時代、正月19日に、女子が京都吉田神社の厄払い神事(疫神祭)に参詣したこと。節分に参詣する代わりにしたことから、この名がついたとされる。吉田の清祓きよはらえ。吉田の大祓。 新年》

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