奸賊・姦賊(読み)かんぞく

精選版 日本国語大辞典 「奸賊・姦賊」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぞく【奸賊・姦賊】

〘名〙 心のねじけた邪悪な人。にくむべき悪人
※竹居清事(1455頃)中心説「人臣之事君。荀不中而処其心。必陥奸賊矣」
読本椿説弓張月(1807‐11)続「いかで劔鏡の遺物(いもつ)を奪ん為に、墓を発(あば)く奸賊(カンゾク)と」 〔後漢書‐董宣伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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