好手(読み)コウシュ

デジタル大辞泉 「好手」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅ〔カウ‐〕【好手】

みごとな技。また、その技を持つ人。
囲碁将棋で、うまい手。また一般に、うまい方法。「起死回生好手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「好手」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅ カウ‥【好手】

〘名〙
① わざの見事なこと。また、うまいわざ。うまい方法。そういう腕前を持っている人をもいう。巧手
正法眼蔵(1231‐53)梅華「策起眉毛の好手にあふなり」 〔杜甫‐奉先劉少府新画山水障歌〕
② 囲碁や将棋で、理にかなったよい手。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「好手」の読み・字形・画数・意味

【好手】こう(かう)しゆ

妙手。上手。唐・杜甫〔奉先の劉少府の新たに画ける山水障の歌〕詩 畫師亦た無數なるも 好手ふべからず 此れに對して、心融(と)く 知る、君が毫素(がうそ)(画事)を重んずることを

字通「好」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android