好音(読み)コウオン

デジタル大辞泉 「好音」の意味・読み・例文・類語

こう‐おん〔カウ‐〕【好音】

こういん(好音)

こう‐いん〔カウ‐〕【好音】

よい音色。美しい声。こうおん
よい便り。喜ばしい知らせ。こうおん。

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精選版 日本国語大辞典 「好音」の意味・読み・例文・類語

こう‐いん カウ‥【好音】

〘名〙
① よいねいろ。また、よい声。こうおん。
※江吏部集(1010‐11頃)下・花鳥春資貯「遅風貨殖推濃艷、暖雨廻成積好音
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉九「其琵琶は益々古く、益々好音を発すれども」 〔杜甫‐蜀相詩〕
② よい便り。うれしいしらせ。こうおん。〔詩経‐檜風・匪風〕

こう‐おん カウ‥【好音】

〘名〙

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普及版 字通 「好音」の読み・字形・画数・意味

【好音】こう(かう)おん・こう(かう)いん

美しい声。唐・杜甫〔蜀相〕詩 に映ずる碧、自ら春色 つる(くわうり)、しく好

字通「好」の項目を見る

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