妊産婦(読み)にんさんぷ

精選版 日本国語大辞典 「妊産婦」の意味・読み・例文・類語

にんさん‐ぷ【妊産婦】

〘名〙 妊娠中や出産前後の婦人妊婦産婦
児童福祉法(1947)五条「この法律で、妊産婦とは、妊娠中又は出産後一年以内の女子をいう」

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デジタル大辞泉 「妊産婦」の意味・読み・例文・類語

にん‐さんぷ【妊産婦】

妊婦と産婦。妊娠中や出産前後の女性
[類語]産婦妊婦

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「妊産婦」の意味・わかりやすい解説

妊産婦
にんさんぷ

産科学的には、妊娠が始まってから分娩(ぶんべん)を経て産褥(さんじょく)期の終わるまで、すなわち妊娠開始から産後6~8週間までの婦人をさす。換言すれば、妊婦・産婦・産褥婦の総称として使われる略語である。しかし、児童福祉法や母子保健法上では、妊産婦は妊娠中または出産後1年以内の女子をさし、授乳婦まで含めた意味で使われる。

[新井正夫]

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栄養・生化学辞典 「妊産婦」の解説

妊産婦

 妊娠している女性を妊婦,出産直前から直後の女性を産婦といい,あわせて妊産婦という.

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