妖女(読み)ヨウジョ

デジタル大辞泉 「妖女」の意味・読み・例文・類語

よう‐じょ〔エウヂヨ〕【妖女】

妖婦」に同じ。
西洋民話に出てくる小妖精。また、魔法使いの女。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「妖女」の意味・読み・例文・類語

よう‐じょ エウヂョ【妖女】

〘名〙
① なまめかしく、美しい女。また、人をまどわすあやしい魅力をもつ女。妖婦。
草枕(1906)〈夏目漱石〉一〇「深山椿(みやまつばき)を見る度(たび)にいつでも妖女の姿を連想する」 〔曹植‐名都篇〕
② 西洋の民話に現われる小さな妖精。また、魔法使の女。魔女
※春と修羅(1924)〈宮沢賢治〉谷「何か相談をやってゐた、三人の老いた妖女でした」

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