デジタル大辞泉 「姥」の意味・読み・例文・類語 うば【×姥/×媼/祖=母】 1 年とった女。おうな。老女。老婆。2 能面の一。老女の顔を表したもの。脇能の尉じょうのツレ面としての用法が古く、檜垣ひがき・卒都婆そとば小町などのシテ、高砂・淡路などのツレに用いる。⇔尉じょう。3 (祖母)そぼ。おばあさん。おおば。「故―にて候さぶらひし者の為に」〈沙石集・七〉 むば【×姥】 「うば」に同じ。「百年ももとせの―と聞こえしは小町が果ての名なりけり」〈謡・関寺小町〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「姥」の意味・読み・例文・類語 とめ【姥】 〘接尾〙 接尾語「とべ」に同じか。一説に、老女。一家の老主婦。※古事記(712)上「伊斯許理度売(いしこりドメの)命〈伊より下六字は音を以ゐる〉に科(おほ)せて鏡を作らしめ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報