姫藪蘭(読み)ひめやぶらん

精選版 日本国語大辞典 「姫藪蘭」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐やぶらん【姫藪蘭】

〘名〙 ユリ科多年草各地の藪などに生える。高さ一〇~二〇センチメートル。ヤブランに似ているが小さい。根茎からつる状の枝が伸びる。葉は線形で長さ一〇~二〇センチメートル。初夏淡紫色で広鐘形の小花穂状につける。果実は小球状で紫黒色

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「姫藪蘭」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐やぶらん【姫××蘭】

キジカクシ科の多年草。原野に生え、長いつるで増える。高さ約15センチ。葉は線形。夏、花茎を伸ばし、淡紫色、時に白色の6弁花を総状につける。種子は熟すと紫黒色。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android