姿舟(読み)スガタブネ

デジタル大辞泉 「姿舟」の意味・読み・例文・類語

すがた‐ぶね【姿舟】

美人をのせた舟。
「その人にぬれ袖の歌比丘尼うたびくにとて、この津に入りみだれての―」〈浮・一代女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「姿舟」の意味・読み・例文・類語

すがた‐ぶね【姿舟】

〘名〙 売春する女を乗せた舟。
浮世草子好色一代女(1686)三「其人にぬれ袖の歌びくに迚(とて)、此津に入みだれての姿舟(スカタブネ)

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