娼楼・倡楼(読み)しょうろう

精選版 日本国語大辞典 「娼楼・倡楼」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろう シャウ‥【娼楼・倡楼】

〘名〙 女郎を置いて、客に遊興させることを業とする家。女郎屋遊女屋妓楼青楼
文華秀麗集(818)下・賦得絡緯無機〈菅原清公〉「歳暮倡楼冷、征夫消息希」
旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉一「油絵の額を店に並べて、美しく化粧をした童女の並んで居る家が処々にある。みんな娼楼だといふ」 〔梁簡文帝‐東飛伯労歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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