嫁島(読み)よめじま

日本歴史地名大系 「嫁島」の解説

嫁島
よめじま

なこうど島の南、聟島むこじま列島南端にある。面積〇・八一平方キロ。第二次世界大戦以前は、漁業関係者が季節的に利用していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嫁島」の意味・わかりやすい解説

嫁島
よめじま

東京都小笠原諸島聟島列島最南の島。小笠原支庁小笠原村に属する。面積 0.85km2無人島。第2次世界大戦前は居住者があり,農牧漁業が営まれていた。周囲岩礁で,オナガミズナギドリクロアシアホウドリの繁殖地。小笠原国立公園に属する。2011年世界遺産自然遺産登録

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デジタル大辞泉プラス 「嫁島」の解説

嫁島

東京都小笠原諸島の北端に位置する聟島列島の南部にある無人島。特別天然記念物アホウドリの飛来地。

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世界大百科事典(旧版)内の嫁島の言及

【聟島列島】より

父島列島母島列島とともに小笠原群島とも呼ばれる。聟島,媒(なこうど)島,嫁島と北之島,針之岩など多数の岩塔からなる列島で,総面積は約7km2と3列島中最も狭く,高度も低い。ケーター島とも呼ばれる最大の聟島は最高所が88m,台地状の平たん面をもつ島で,1882年ころから西岸の南浜に数戸が定住し,サトウキビ栽培やヤギ,牛の放牧が行われた。…

※「嫁島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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