字指(読み)じさし

精選版 日本国語大辞典 「字指」の意味・読み・例文・類語

じ‐さし【字指】

〘名〙 初学の人などが読書する時、書中文字をさすのに用いる木、竹または金属製の道具字突き角筆(かくひつ)
康富記‐宝徳二年(1450)正月二五日「字指依命予作之」
※古活字本毛詩抄(17C前)一「箋は竹のやうなる物を削て字さしなんどの様にして不審処にさすやうな心ぞ」

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デジタル大辞泉 「字指」の意味・読み・例文・類語

じ‐さし【字指(し)】

初学の人が文字・文章を習うとき、書中の文字を指すのに用いる木または竹製などの細い棒。字突き。角筆かくひつ

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普及版 字通 「字指」の読み・字形・画数・意味

【字指】じし

字義

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