学兄(読み)がっけい

精選版 日本国語大辞典 「学兄」の意味・読み・例文・類語

がっ‐けい ガク‥【学兄】

〘名〙
学友に対する敬称手紙などにおいて相手のあて名の下につけて用いる。
※芳賀矢一宛夏目漱石書簡‐明治三四年(1901)一月三日「伯林の様子少し御報被下度候 一月三日夜 金之助 芳賀学兄」
② (代名詞的に用いて) 学問上の先輩を敬っていう語。文章語で、話しことばには用いない。

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デジタル大辞泉 「学兄」の意味・読み・例文・類語

がっ‐けい〔ガク‐〕【学兄】

《学問上の先輩の意》学問上の友人に対する敬称。男どうしの手紙で、宛名に添え、また先方をさす語として使う。
[類語]目上先輩上長長上先輩先達先学先覚上司上官上役うわやくけい大兄貴兄賢兄貴殿貴台貴下貴君貴所貴公足下御身貴女

がく‐けい【学兄】

がっけい(学兄)

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普及版 字通 「学兄」の読み・字形・画数・意味

【学兄】がくけい

学の先輩。

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