学匠(読み)がくしょう

精選版 日本国語大辞典 「学匠」の意味・読み・例文・類語

がく‐しょう ‥シャウ【学匠】

〘名〙
※貞享版沙石集(1283)五「園幸教王房の法橋とて、寺法師の学匠ありけり」
学問に長じていること。また、その人。学者。ものしり。
徒然草(1331頃)六〇「能書・学匠・弁説、人にすぐれて、宗の法燈なれば」
随筆・折たく柴の記(1716頃)上「利根気根黄金の三ごんなくしては学匠になりがたし」

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デジタル大辞泉 「学匠」の意味・読み・例文・類語

がく‐しょう〔‐シヤウ〕【学匠】

学問にすぐれていること。また、その人。
能書のうじょ、―、弁説べんぜつ、人にすぐれて」〈徒然・六〇〉
学生がくしょう2」に同じ。

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