精選版 日本国語大辞典 「学者」の意味・読み・例文・類語
がく‐しゃ【学者】
〘名〙
※菅家文草(900頃)二・相府文亭、始読世説新書「学者誰家異二杏壇一、紅花好是雨中看」
※談義本・風流志道軒伝(1763)一「味噌のみそくさきと、学者の学者くさきは、さんざんのものなりとて」 〔五代史‐史匡翰伝〕
② 学芸などを修行し、学んでいる人。
※正法眼蔵(1231‐53)四禅比丘「学者まづすべからく、仏はいかなるべしとならふべきなり」
③ 一般に学のある人。もの知り。
※天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事「トノワ gacuxa(ガクシャ)デ ゴザレバ、コノ モンジヲバ ナント ワキマエサセラルルゾ」
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