宇奈月[町](読み)うなづき

百科事典マイペディア 「宇奈月[町]」の意味・わかりやすい解説

宇奈月[町]【うなづき】

富山県北東部,黒部川中流域の山地を占める下新川(しもにいがわ)郡の旧町。富山地方鉄道の終点宇奈月は1923年黒薙(くろなぎ),二見から引湯した温泉(単純泉,60℃)の町で,さらに上流の欅平(けやきだいら)まで黒部峡谷鉄道が通じる黒部峡谷探勝の基地稲作を主とした農業を行い,黒部川の豊富な水量急流を利用した発電事業が盛ん。町域中・南部中部山岳国立公園に属する。2006年3月黒部市へ編入。339.58km2。6300人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android