宇曾利山湖(読み)うそりやまこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宇曾利山湖」の意味・わかりやすい解説

宇曾利山湖
うそりやまこ

恐山湖ともいう。青森県北部,下北半島の中央部を占める恐山火口湖 (カルデラ湖) 。面積 2.52km2周囲 12.5km,最大水深 54m。水の色は青緑色を呈し,強い酸性で,魚はわずかにウグイがいるにすぎない。北岸に多くの温泉,硫気孔があるほか,恐山菩提寺の霊場がある。下北半島国定公園に属している。

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世界大百科事典(旧版)内の宇曾利山湖の言及

【恐山】より

…これをとりまく外輪山として,最高峰の大尽(おおつくし)山(828m)をはじめ,屛風山,北国山,障子山,小尽山,円山などの山々が連なり,さらにその外側には,釜臥(かまぶせ)山,朝比奈岳などの寄生火山がそびえている。カルデラの内側には直径2kmで,ほぼ円形の宇曾利山湖(恐山湖)があり,北東端から正津川が火口瀬となって津軽海峡に流出している。宇曾利はアイヌ語で〈くぼんだところ〉の意の〈ウショロ〉を語源とするといわれており,湖には酸に強いウグイがわずかに生息している。…

【温泉】より

…この温泉による霊験は,熊野参詣者が熊野川の水で身を清めてから本宮に参拝する儀礼行為と対応しているのであろう。同様に東北最北端の恐山は死霊の集まる霊山とされているが,その宇曾利山湖の周辺には強烈な臭気を発する硫黄泉が噴出し,参詣者の心身をいやす温泉場が設けられている。また出羽三山の一角を占める湯殿山でも,山頂にある神体の大石からは熱泉があふれ,登拝者は裸足をひたして心身のよみがえりを祈る。…

※「宇曾利山湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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