宇漢米公(読み)うかめのきみ

世界大百科事典(旧版)内の宇漢米公の言及

【糠部】より

…糠部の語源については,ウカメの転訛とする説,ヌカップの転訛とする説などがある。前者は8,9世紀の正史に見える蝦夷の族長宇漢米公(うかめのきみ)の居住地がすなわち糠部であると見る説であり,後者については現在の青森市付近に合浦(かつぷ)という地名のあったことが,根拠とされている。中世の糠部郡は四門九戸の制といって,その内部が東門(ひがしかど)・西門・南門・北門の4門に分かれ,さらに一戸(いちのへ)から九戸(くのへ)までの九つの戸に分かれていた。…

※「宇漢米公」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android