安井小太郎(読み)やすい こたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安井小太郎」の解説

安井小太郎 やすい-こたろう

1858-1938 明治-昭和時代前期の漢学者
安政5年6月19日生まれ。中村貞太郎の子。父が尊攘(そんじょう)運動で獄死後,母方の祖父安井息軒(そっけん)にひきとられた。島田篁村(こうそん),草場船山にまなんだのち,明治15年東京大学にはいる。学習院,一高,大東文化学院などの教授歴任。昭和13年4月2日死去。81歳。江戸出身。名は朝康。号は朴堂。著作に「日本儒学史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android