安島山(読み)あんとうざん

世界大百科事典(旧版)内の安島山の言及

【安昌浩】より

…朝鮮の独立運動家,思想家。号は島山。平安南道出身。アメリカ人宣教師H.G.アンダーウッド創立の救世学堂に学ぶ。独立協会運動に参加。1902年渡米し在米朝鮮人運動を指導し共立協会(のちの大韓人国民会)を結成。07年帰国し新民会を組織,みずからも大成学校を創立するなど愛国啓蒙運動で活躍した。10年4月中国へ亡命。再び渡米し大韓人国民会中央総会長に就任。三・一独立運動勃発後上海に渡り,大韓民国臨時政府に参画,内務総長,労働局総弁を歴任。…

※「安島山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android