安息香酸ナトリウムカフェイン(読み)あんそくこうさんナトリウムカフェイン

百科事典マイペディア の解説

安息香酸ナトリウムカフェイン【あんそくこうさんナトリウムカフェイン】

アンナカとも。カフェインと安息香酸ナトリウムとの塩複合体。興奮・強心・利尿剤薬理作用は主としてカフェインに基づく。0.2〜0.5gを1日数回内服,または10%液1〜2mlを皮下注射劇薬

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル大辞泉プラス の解説

安息香酸ナトリウムカフェイン

薬に含まれる成分ひとつ。合法薬物だが、眠気や疲労感を取る作用があり、昭和期には覚醒剤代用品として使用されていた例もある。解熱鎮痛薬などに含有。通称「アンナカ」。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

安息香酸ナトリウムカフェイン
あんそくこうさんナトリウムカフェイン

アンナカ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android