精選版 日本国語大辞典 「安目」の意味・読み・例文・類語
やす‐め【安目】
〘名〙
① 丁半博打(ばくち)で、負けの賽(さい)の目がでること。また、その目。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇(1760)梅二「けいせひの安目(やスめ)にみんな引っ懸り」
③ 値段の安い物を買うこと。また、その人。安物買い。
※洒落本・多佳余宇辞(1780)「安目でも呼ばざア買人(かいて)の無へ面だ」
④ ひかえ目にすること。卑下すること。
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