完膚無きまで(読み)カンプナキマデ

デジタル大辞泉 「完膚無きまで」の意味・読み・例文・類語

完膚かんぷきまで

無傷のところがないほど徹底的に。「完膚無きまでに論破される」
[類語]徹底的徹頭徹尾あくまでどこまでもとことんけちょんけちょんこてんこてんこてんぱんぼろくそ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「完膚無きまで」の意味・読み・例文・類語

かんぷ【完膚】 無(な)きまで

無傷の部分がないほどに。徹底的に。残るところなく。
※永日小品(1909)〈夏目漱石〉クレイグ先生「前後二巻一頁として完膚(クヮンプ)なき迄(マデ)真黒になってゐる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android