宗七(4代)(読み)そうしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗七(4代)」の解説

宗七(4代) そうしち

1774-1842 江戸時代後期の陶工
安永3年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)博多の素焼き物細工師。技術,意匠にすぐれる。文化元年博多焼の名で丁子(ちょうじ)風炉朝廷に献じた。また人形をつくることにたくみで,博多人形祖型を創案した中ノ子吉兵衛に影響をあたえた。天保(てんぽう)13年9月死去。69歳。姓は正木。名は幸弘。別号に河浜亭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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