官牒(読み)カンチョウ

デジタル大辞泉 「官牒」の意味・読み・例文・類語

かん‐ちょう〔クワンテフ〕【官×牒】

太政官牒だいじょうかんちょう」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「官牒」の意味・読み・例文・類語

かん‐ちょう クヮンテフ【官牒】

〘名〙
役人氏名を書きしるした札。官僚名簿。〔後漢書‐李固伝〕
愚管抄(1220)二「天台座主内供義真。弘仁十三年四月五日官牒(かんてふ)。年四十四」

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普及版 字通 「官牒」の読み・字形・画数・意味

【官牒】かんちよう(くわんてふ)

官爵の名簿。〔後漢書、李固伝〕辟召する、~或いは富室財賂、或いは子壻婚屬、其の列して官牒に在るて四十九人なり。

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