定見取(読み)じょうみとり

精選版 日本国語大辞典 「定見取」の意味・読み・例文・類語

じょう‐みとり ヂャウ‥【定見取】

〘名〙 江戸時代開墾干拓などに多く費用労力を要した新田には正規の検地を行なわずに、見込みをもって下田、下畑より低い年貢を永久に課したこと。〔地方要集録(古事類苑・政治七九)(1741)〕

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デジタル大辞泉 「定見取」の意味・読み・例文・類語

じょう‐みとり〔ヂヤウ‐〕【定見取】

江戸時代、開墾・埋め立てなどに多額の費用を要した田畑に、年々の豊凶による増減のない、軽い年貢を永久に課したこと。

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