宝くじ(籤)(読み)たからくじ

百科事典マイペディア 「宝くじ(籤)」の意味・わかりやすい解説

宝くじ(籤)【たからくじ】

当せん金付証票法(1948年公布)に基づいて発売される一種富くじ。1945年10月,日本勧業銀行(第一勧業銀行)の扱いで政府の発行したものが最初。政府発行のものは1954年までで,以後は地方公共団体が発行して,その収入を地方財政収入などとしている。当せん金品は所得税を免除されるが,最高額には制限がある。1994年に始まった〈ナンバーズ〉は3けたもしくは4けたの数字を購入者が自ら選択するもので,当せん金額は発売額と当せん者数によって変動する。1998年の法改正で賞金の引上げ(一等3億円)と数字選択式宝くじ(ロト)の発売が1999年4月から実現・可能となった。新しい数字選択式宝くじのロト6は2000年10月から発売を開始した。選んだ6個の数字が抽せん数字とすべて一致する一等賞金は,最高で4億円になる可能性がある。→トトカルチョ
→関連項目くじ(籤)第一勧業銀行[株]

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