宝雲(読み)ほううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝雲」の解説

宝雲 ほううん

1791-1847 江戸時代後期の僧。
寛政3年生まれ。浄土真宗本願寺派筑前(ちくぜん)(福岡県)長源寺の住持。諸国遊学ののち,大乗,曇竜にまなび,天保(てんぽう)14年本願寺勧学にすすむ。南渓と同門で,筑前学派の中心的存在であった。弘化(こうか)4年7月6日死去。57歳。筑前出身。号は烏水。著作に「易行品(いぎょうぼん)私記」「唯識文集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android