実勝(読み)じっしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実勝」の解説

実勝 じっしょう

1241-1291 鎌倉時代の僧。
仁治(にんじ)2年生まれ。西園寺公経(きんつね)の子。真言宗醍醐(だいご)寺にはいり,覚洞院の親快から灌頂(かんじょう)をうける。弘安(こうあん)10年(1287)醍醐寺座主(ざす)となる。正応(しょうおう)4年3月13日死去。51歳。通称は西南院法印,太政大臣法印。著作に「求聞持法」「灌頂私記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android