実方（読み）ジツカタ

デジタル大辞泉「実方」の意味・読み・例文・類語

１養子からみて、自分の自然血族関係にある親族。また、婚姻によって氏を改めた者からみて、その実家側をいうこともある。→養方ようかた
２《「じつがた」とも。「実形」とも書く》歌舞伎で、実事師じつごとしのこと。

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〘名〙婚姻、または養子縁組によって他家にはいった者の実家側をいう。→養方。

※談義本・教訓続下手談義（1753）一「身を亡のみか養方実方(ジツカタ)ともに憂目を見る」

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