実需(読み)ジツジュ

デジタル大辞泉 「実需」の意味・読み・例文・類語

じつ‐じゅ【実需】

実際に消費する商品需要

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精選版 日本国語大辞典 「実需」の意味・読み・例文・類語

じつ‐じゅ【実需】

〘名〙
① 実際に消費するための商品の需要。
赤いダイヤ(1962‐63)〈梶山季之相場師実需筋とは、その商品━つまり小豆を直接消費する和菓子屋、製あん業者などのことだ」
② 会社への経営参加将来発展当面配当を得る目的で株そのものを手に入れること。短期間利鞘稼ぎなどを目的とする仮需仮需要)に対する語。

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FX用語集 「実需」の解説

実需

機関投資家など資本取引輸出入に伴う外国為替需給投機に対する語として使われます。

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世界大百科事典(旧版)内の実需の言及

【取引所】より

… 仮需(かりじゆ)株式市場では,信用取引で株を買うことを〈仮需〉という。一方,買った株の代金を渡して株券を受け取ることを〈実需〉または〈実需買い〉という。ある銘柄の相場が上昇し,信用取引の融資残高が減少した場合,これを〈仮需が実需に振り替わった〉という。…

※「実需」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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