客寓(読み)きゃくぐう

精選版 日本国語大辞典 「客寓」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐ぐう【客寓】

〘名〙
① 客となって身を寄せること。また、その家。かくぐう。
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉七「一年間の客寓(キャクグウ)の間、〈略〉村人は咸来(みなき)の少賓として敬愛したればなり」
② 旅行中の仮のやどり。転じて、旅宿旅館。かくぐう。

かく‐ぐう【客寓】

※改正増補和英語林集成(1886)「Kakugū(カクグウ)トウ〈訳〉宿所をさがす」

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デジタル大辞泉 「客寓」の意味・読み・例文・類語

かく‐ぐう【客×寓】

[名](スル)
客となって滞在すること。また、その家。きゃくぐう。
旅に出て、よその土地に滞在すること。きゃくぐう。

きゃく‐ぐう【客×寓】

かくぐう(客寓)

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