客居(読み)かっきょ

精選版 日本国語大辞典 「客居」の意味・読み・例文・類語

かっ‐きょ カク‥【客居】

〘名〙 (「かく」は「客」の漢音) 客人として滞在すること。旅行者、またはよそ者として住むこと。たびずまい。
※三体詩素隠抄(1622)二「我が及第せずして、久く長安に客居することを悲みたぞ」 〔杜甫‐客居詩〕

かく‐きょ【客居】

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デジタル大辞泉 「客居」の意味・読み・例文・類語

まろうど‐い〔まらうどゐ〕【客居/賓居】

客を通す座敷客間応接間
「例の―の方におはするにつけても」〈・早蕨〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「客居」の読み・字形・画数・意味

【客居】きやくきよ

旅さき。〔史記、淮陰侯伝〕の兵、二千里にして客居す。齊の、皆之れに反(そむ)かば、其の勢ひ、を得る無(なか)らん。戰ふこと無くしてすべきなり。

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