客観責任(読み)きゃっかんせきにん

世界大百科事典(旧版)内の客観責任の言及

【責任】より

…また子どもや精神病者が責任者の範囲から除外されない場合も少なくなかった。すなわち,近代以前の多くの社会においては重大な犯罪に関して集団責任が制度化されていたり,また行為者の意図が何であろうと,行為(または不作為)の結果の重大さだけによって行為者を罰する客観責任が制度化されていたりしていた。近代へ向かうにつれて,集団責任から個人責任へ,客観責任から主観責任へと,責任の制度がしだいに移行してきたのである。…

※「客観責任」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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